2012年4月9日月曜日

山本病院元理事長 禁錮3年を求刑 NEWAGE TRUST 悪徳や詐欺を暴く

 山本病院元理事長 禁錮3年を求刑 NEWAGE TRUST 悪徳や詐欺を暴く

奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃院)で平成18年、肝臓手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われた元理事長、山本文夫被告(54)=詐欺罪で服役中=の論告求刑公判が9日、奈良地裁(橋本一裁判長)であり、検察側は「手術中の大量出血と死亡に因果関係が認められる」として、禁錮3年を求刑した。

弁護側は、肝臓に見つかった腫瘍が良性だったことは認める一方、手術と死亡との因果関係などについては「検察側の証明は不十分」として、同罪の成立について争っている。

一方、検察側は、手術の必要性はなかったと指摘。手術についても十分な態勢や方法をとらず、男性を出血死させたとしている。

山本病院元理事長 禁錮3年を求刑 NEWAGE TRUST 悪徳や詐欺を暴く